致道博物館

ちどうはくぶつかん

山形県 鶴岡市

致道博物館

山形県の国宝・文化財を巡るモデルコース。鶴岡城の西隣、旧庄内藩主酒井家の御用屋敷跡にある致道博物館。庄内地方の歴史と民俗を伝える施設ですが、なにより特色があるのは、敷地内に移築された歴史的建造物です。明治期の擬洋風建築である旧西田川郡役所、白い下見板張りの旧鶴岡警察署庁舎、そして多層の茅葺屋根が印象的な兜造の民家、旧渋谷家住宅と、性格の異なる3棟の重要文化財がひとつの敷地に集まっています。文明開化期の役所建築と、雪深い山村の民家を数十歩の距離で見比べられる場所は、そう多くありません。館内では藩校致道館の資料や、庄内地方の生活用具のコレクションを収蔵。国宝の太刀も所有していますが、公開の機会は限られますので、展示があれば逃さず訪ねたいところです。旧藩主の御隠殿に面した酒井氏庭園は名勝に指定されています。周辺には鶴岡カトリック教会天主堂や風間家住宅丙申堂など、明治・大正の建物も徒歩圏に残ります。旧鶴岡警察署庁舎は近年の修理で創建時の姿に復されました。

国宝・文化財を巡るモデルコース

まず致道博物館へ。敷地に入ると、塔屋を載せた旧西田川郡役所[重文]、白い下見板張りの旧鶴岡警察署庁舎[重文]が並び、奥には茅葺の旧渋谷家住宅[重文]があります。明治の擬洋風建築と在来の民家を続けて見られる贅沢な配置です。旧渋谷家住宅は内部に入れますので、囲炉裏のある土間から小屋組を見上げてみましょう。御隠殿からは酒井氏庭園[名勝]を眺めます。書院から見ることを前提に造られた池泉庭園です。太刀[国宝]は特別展などの機会に公開されますので、展示予定を確かめておきましょう。その後は鶴ヶ岡城址公園を抜けて北へ。鶴岡カトリック教会天主堂[重文]は、黒い聖母像と窓絵で知られる明治期の教会堂です。すぐそばには豪商の邸宅、風間家住宅丙申堂[重文]。石置屋根の残る町家建築で、内部も公開されています。時間があれば大寶館の周辺もあわせて歩いてみましょう。

    【所要時間は?】2~3時間
    【種類は?】国宝-その他
    【いつ見られる?】企画展があれば
  1. S

    JR 鶴岡駅

  2. B

    バス停 致道博物館

  3. 1

    致道博物館

    致道博物館

    鶴ヶ岡城三の丸の跡地にある博物館です。重要文化財の旧西田川郡役所と旧鶴岡警察署庁舎、多層民家の旧渋谷家住宅が移築され、庭園を囲んで並びます。名勝に指定された酒井氏庭園も見どころです。

    • 国宝
      工芸品
      太刀銘信房作
    • 国宝
      工芸品
      太刀銘真光
    • 重文
      建造物
      旧西田川郡役所
    • 重文
      建造物
      旧渋谷家住宅(旧所在 山形県東田川郡朝日村)
    • 重文
      建造物
      旧鶴岡警察署庁舎旧鶴岡警察署庁舎
  4. 2

    鶴岡カトリック教会天主堂

    鶴岡カトリック教会天主堂

    1903年(明治36年)に建てられたロマネスク様式の教会堂で、重要文化財に指定されています。フランス人神父の設計によるもので、窓には日本では珍しい「窓絵」が描かれています。黒い聖母マリア像も知られています。

    • 重文
      建造物
      鶴岡カトリック教会天主堂
  5. 3

    風間家住宅 丙申堂

    重要文化財の商家建築です。鶴岡の豪商・風間家の旧宅で、屋根に石を置いた「石置屋根」が目を引きます。内部の見学もでき、太い梁を組んだ大空間や贅を尽くした座敷を見ることができます。

    • 重文
      建造物
      旧風間家住宅主屋
    • 重文
      建造物
      旧風間家住宅小座敷
    • 重文
      建造物
      旧風間家住宅前蔵
    • 重文
      建造物
      旧風間家住宅中蔵・奥蔵
    • 重文
      建造物
      旧風間家住宅風呂場・便所
  6. B

    バス停 銀座通り

  7. S

    JR 鶴岡駅

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