臼杵石仏

うすきせきぶつ

大分県 臼杵市

大分県の国宝・文化財を巡るモデルコース。臼杵市にある磨崖仏群、臼杵石仏。凝灰岩の岩壁に刻まれた石仏で、磨崖仏としては日本で初めて国宝に指定されたものです。造営の時期や由緒を伝える資料は残っていませんが、造形から平安時代後期から鎌倉時代にかけての作と推定されています。ホキ石仏第1群(堂ヶ迫石仏)、ホキ石仏第2群、山王山石仏、古園石仏の4か所に分かれ、あわせて61体が国宝。とりわけ名高いのが古園石仏の大日如来像で、長らく仏頭が落ちて台座に据えられていたものが、修復によって胴体の上に戻されました。半眼の穏やかな表情は、一度見たら忘れがたいものです。千年近く風雨にさらされ、崩れかけている像もありますが、いずれも彫りが深く、量感のある秀作揃い。石仏を刻んだ法師が創建したという満月寺にも文化財があります。臼杵駅からバスで20分ほど。石仏群は山あいの公園として整備され、順路に沿って歩きます。歩く距離は1kmほどですが、階段が続きますので歩きやすい靴で。周辺には蓮畑もあり、夏には花が咲きます。

国宝・文化財を巡るモデルコース

バス停のすぐそばに観覧券の発売所があり、そこから臼杵石仏[国宝]へ向かいます。4群に分かれた石仏を見学するための順路がありますので、道に沿って進みましょう。階段とスロープが連なる山道です。まずホキ石仏第2群、続いて第1群へ。堂ヶ迫の岩壁に並ぶ如来像の量感を確かめます。山王山石仏では、丸い顔をした中尊が「隠れ地蔵」とも呼ばれ、親しみのある表情を見せます。最後が古園石仏。大日如来の半眼の面差しを、正面からじっくり眺めましょう。途中には五輪塔[重文]もあります。ひと回りして公園を抜けた先に満月寺があり、境内に宝篋印塔[重文]が立っています。所要は1時間半ほどみておきましょう。石仏はいずれも屋根に覆われて保護されています。彫りの深さと量感を、正面と斜めの両方から確かめてみましょう。臼杵の町並みには武家屋敷や醤油蔵も残ります。石仏の前は静かに歩きたいところ。公園には売店や休憩所もあります。

    【所要時間は?】1~2時間
    【種類は?】国宝-彫刻仏像
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    JR 臼杵駅

  2. B

    バス停 臼杵

  3. 1

    臼杵石仏

    国宝の磨崖仏です。4か所のうち中心は「古園石仏」で、中尊の大日如来が名高いものです。半眼の面差しを正面からじっくり眺めましょう。ホキ石仏、山王山石仏と順路に沿って巡ります。階段とスロープが連なる山道です。

    • 国宝
      彫刻
      臼杵磨崖仏
    • 重文
      建造物
      五輪塔(1)
    • 重文
      建造物
      五輪塔(2)
  4. 2

    満月寺

    鎌倉後期の作という宝篋印塔が重要文化財となっています。石仏の公園を抜けた先にありますので、ひと回りしたあとに立ち寄りましょう。境内には仁王像や化粧の井戸もあります。訪ねる人も少ない静かな寺です。

    • 重文
      建造物
      宝篋印塔
  5. B

    バス停 臼杵

  6. S

    JR 臼杵駅

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