崇福寺・眼鏡橋

そうふくじ・めがねばし

長崎県 長崎市

長崎県の国宝・文化財を巡るモデルコース。長崎市にある黄檗宗の寺院、崇福寺。「長崎三福寺」に数えられ、中国様式の寺院としては日本最古のものです。1629年、福建省出身の華僑が招いた僧・超然によって創建され、福州寺とも呼ばれました。国宝は大雄宝殿と第一峰門。大雄宝殿は1646年の建立で、中国から材を運んで組み立てたと伝わる本堂。上層の軒に見られる「黄檗天井」や、扉に施された装飾など、日本の寺院建築とはまるで違う意匠に満ちています。第一峰門は1696年、寧波で切組んで運ばれたもので、軒下の四手先の詰組は日本には他に例がない構造。中国江南の建築が、そのまま長崎に立っているという稀有な例です。ほかに三門、護法堂、鐘鼓楼などが重要文化財。長崎のランドマークである眼鏡橋や、興福寺、清水寺もあわせて訪ねられます。崇福寺電停から徒歩3分ほど。興福寺から崇福寺まで、歩く距離は2kmほどです。中華街も近く、あわせて歩けば長崎の中国文化を一日でたどれます。大浦天主堂・南山手にも足を延ばせます。

国宝・文化財を巡るモデルコース

電停から興福寺へ向かい、旧唐人屋敷門[重文]、大雄宝殿(本堂)[重文]を見学します。こちらも中国様式の寺院で、崇福寺と見比べると違いがよくわかります。その後、眼鏡橋[重文]へ。水面に映る二連のアーチが眼鏡に見える、長崎を代表する景色です。さらに歩いて崇福寺へ。三門[重文]をくぐり、左手の階段を上ると正面に第一峰門[国宝]があります。軒下を見上げ、四手先の詰組の密度を確かめましょう。さらに進むと左手に大きく見えるのが大雄宝殿[国宝]。堂内の装飾や、軒の意匠を眺めていきます。正面に護法堂[重文]、隣に鐘鼓楼[重文]、奥に媽姐門[重文]。崇福寺を出たら清水寺本堂[重文]にも立ち寄りましょう。崇福寺は石段の上り下りがありますので、歩きやすい靴で。旧暦の正月に行われるランタンフェスティバルの時期には、この一帯が華やかに彩られます。境内は静かで落ち着いています。

    【所要時間は?】1~2時間
    【種類は?】国宝-建造物
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    路面電車 市民会館電停

  2. 1

    興福寺

    日本最古の黄檗宗の寺院である興福寺の大雄宝殿(本堂)と、旧唐人屋敷内にあった門を興福寺境内へ移築した旧唐人屋敷門が重要文化財です。中国様式の寺院で、崇福寺と見比べると違いがよくわかります。朱塗りの山門も印象的です。

    • 重文
      建造物
      興福寺本堂(大雄宝殿)
    • 重文
      建造物
      旧唐人屋敷門
  3. 2

    眼鏡橋

    日本初のアーチ式石橋として知られ、長崎を代表する景観のひとつです。重要文化財に指定されています。水面に映る二連のアーチが眼鏡に見えることからその名があります。川沿いを歩きながら、いろいろな角度から眺めてみましょう。

    • 重文
      建造物
      眼鏡橋
  4. 3

    崇福寺 三門

    中国風情の門で、崇福寺を象徴する意匠ですが、こちらは国宝ではなく重要文化財です。龍宮門とも呼ばれます。朱塗りの華やかな門で、まずはこちらをくぐって境内へ。石段を上ると正面に第一峰門が現れます。

    • 重文
      建造物
      崇福寺三門(楼門)
  5. 4

    崇福寺

    国宝の第一峰門は三門と比べても地味な印象ですが、軒下の複雑な構造組物は他に類のないものです。同じく国宝の大雄宝殿は軒回りに上から下がる逆凝宝珠束や黄檗天井と呼ばれるアーチ状の天井が特徴的。護法堂、鐘鼓楼、媽姐門が重要文化財です。

    • 国宝
      建造物
      崇福寺大雄宝殿
    • 国宝
      建造物
      崇福寺第一峰門
    • 重文
      建造物
      崇福寺護法堂(関帝堂又観音堂)
    • 重文
      建造物
      崇福寺鐘鼓楼
    • 重文
      建造物
      崇福寺媽姐門
  6. 5

    清水寺

    県内に残る密教寺院の本堂としては最も古いもので、重要文化財です。江戸時代前期の建築で、崇福寺から歩いて立ち寄れる距離にあります。石段を上った高台にあり、境内からは長崎の街並みを見下ろせます。

    • 重文
      建造物
      清水寺本堂
  7. S

    路面電車 崇福寺電停

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