三徳山三佛寺

みとくさんさんぶつじ

鳥取県 東伯郡三朝町

鳥取県の国宝・文化財を巡るモデルコース。三朝町にある天台宗の寺院、三徳山三佛寺。849年(嘉祥2年)、慈覚大師円仁が釈迦如来、阿弥陀如来、大日如来の三仏を安置して創建したとされます。三徳山全体を境内としてきた山岳寺院で、国宝の投入堂で知られます。垂直に切り立った絶壁の窪みに、床下から長短の柱を伸ばして懸けられた堂で、どのようにして建てられたのか、いまだ定説がありません。役行者が法力で投げ入れたという伝承が、そのまま名になっています。平安時代後期の建築。この堂を間近に見るには、木の根や鎖場をよじ登る修験の道を進むことになります。往復1時間30分から2時間ほど。入山にはチェックがあり、スニーカーなどでは許可が下りないこともありますので、登山靴を用意しましょう。二人以上でなければ入山できません。麓からも遠望はできます。倉吉駅からバスで40分ほど。三朝温泉が近く、参拝のあとに立ち寄ることもできます。入山には時間の制限がありますので、朝のうちに訪ねるのが確実。麓の遥拝所からは、望遠で投入堂を眺めることもできます。

国宝・文化財を巡るモデルコース

受付所で入山受付をし、服装と靴のチェックを受けます。貸し出される輪袈裟をかけて入山しましょう。木の根をつかみ、鎖場を登って文殊堂[重文]へ。ここの縁からの眺めは絶景です。地蔵堂[重文]を経て、馬の背・牛の背と呼ばれる細い岩尾根を進むと納経堂[重文]があります。ここからもう少し進むと、投入堂[国宝]を望む場所に出ます。崖の窪みにぴたりと収まった堂の姿は、写真で見るのとはまるで違う迫力です。三徳山[名勝]の景色もあわせて楽しみましょう。復路は下りとなり、登り以上に注意が必要です。下山の記帳をし、輪袈裟を返したら宝物殿へ。蔵王権現立像[重文]、聖観音立像[重文]などを見ることができます。悪天候時は入山が禁止されます。所要は入山を含めて3時間ほど。単独では入山できませんので、二人以上で訪ねましょう。杖と地下足袋は受付で借りることができます。

    【所要時間は?】3~4時間
    【種類は?】国宝-建造物
    【いつ見られる?】季節による
  1. S

    JR 倉吉駅

  2. B

    バス停 三徳山参道入口

  3. 1

    三佛寺 文殊堂

    室町時代後期の建築です。重要文化財に指定されており、眺望のよい場所にあります。木の根をつかみ、鎖場を登った先にあり、縁からの眺めは絶景です。足元に気をつけて縁を回ってみましょう。

    • 重文
      建造物
      三仏寺文殊堂
  4. 2

    三佛寺 地蔵堂

    こちらも室町時代後期のもので、重要文化財に指定されています。文殊堂と同じく懸造で、崖にせり出すように立っています。文殊堂を過ぎてさらに進んだところにあり、投入堂へ向かう道の途中にあたります。

    • 重文
      建造物
      三仏寺地蔵堂
  5. 3

    三佛寺 納経堂

    平安時代後期のもので、鎮守神を祀った春日造の小社を流用したものです。重要文化財に指定されています。馬の背・牛の背と呼ばれる細い岩尾根を進んだ先にあり、ここからもう少し進むと投入堂を望む場所に出ます。

    • 重文
      建造物
      三仏寺納経堂
  6. 4

    三佛寺 投入堂

    修験道の開祖、役小角が建物ごと投げ入れたという伝承が語り継がれています。国宝で、崖の窪みにぴたりと収まった姿は写真で見るのとはまるで違う迫力です。堂に近づくことはできず、堂内に入ることもできませんが、ここまで登ってきた苦労が報われる風景があります。

    • 国宝
      建造物
      三仏寺奥院(投入堂)
    • その他
      名勝
      三徳山
  7. 5

    三佛寺 宝物殿

    三徳山に奉納された仏像、寺宝が展示されています。重要文化財の蔵王権現立像、聖観音立像などを見ることができます。投入堂から下山し、記帳と輪袈裟の返却を済ませてから訪ねましょう。入山しない場合でもここは拝観できます。

    • 重文
      彫刻
      木造蔵王権現立像(奥之院安置)
    • 重文
      彫刻
      木造聖観音立像(観音堂安置)
    • 重文
      彫刻
      木造蔵王権現立像
    • 重文
      工芸品
      銅鏡
  8. B

    バス停 三徳山参道入口

  9. S

    JR 倉吉駅

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