三徳山三佛寺
みとくさんさんぶつじ
鳥取県 東伯郡三朝町
鳥取県の国宝・文化財を巡るモデルコース。三朝町にある天台宗の仏教寺院、三徳山三佛寺。「三仏寺」と表記することもあります。慈覚大師円仁が平安時代の849年(嘉祥2年)に本尊釈迦如来、阿弥陀如来、大日如来の三仏を安置して創建したとされます。三徳山全体を境内としてきた寺院で、垂直に切り立った絶壁の窪みに建てられている投入堂が国宝として知られます。修験の厳しい道を木の根や岩をよじ登って進むと投入堂が眺望できる場所まで行くことができます。スニーカーなどでは入山許可がおりないことがあるため、登山靴などを履いていくといいでしょう。投入堂参拝は往復1時間30分~2時間です。
国宝・文化財を巡るモデルコース
受付所で入山受付をし、服装や靴のチェックを受けます。貸し出される輪袈裟をかけて入山します。木の根や鎖場を登って文殊堂[重文]へ。地蔵堂[重文]を経て、馬の背・牛の背と呼ばれる岩場を進むと納経堂[重文]があります。ここからもう少し進むと投入堂[国宝]が見られる場所に出ます。三徳山[名勝]の景色も楽しみましょう。復路はより一層注意しながら下山します。下山の記帳をし輪袈裟を返したら、宝物殿へ入りましょう。蔵王権現立像[重文]、聖観音立像[重文]などを見ることができます。
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S
JR 倉吉駅
バス38分 -
B
バス停 三徳山参道入口
徒歩40分 -
1
三佛寺 文殊堂
徒歩10分 -
2
三佛寺 地蔵堂
徒歩10分 -
3
三佛寺 納経堂
平安時代後期のもので、鎮守神を祀った春日造の小社を流用したものです。
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重文建造物三仏寺納経堂
徒歩10分 -
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4
三佛寺 投入堂
修験道の開祖、役小角が建物ごと投げ入れたという伝承が語り継がれています。堂に近づくことはできず、堂内に入ることもできませんが、ここまで登ってきた苦労が報われる風景があります。
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国宝建造物三仏寺奥院(投入堂)
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その他名勝三徳山
徒歩40分 -
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5
三佛寺 宝物殿
三徳山に奉納された仏像、寺宝が展示されています。
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重文彫刻木造蔵王権現立像(奥之院安置)
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重文彫刻木造聖観音立像(観音堂安置)
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重文彫刻木造蔵王権現立像
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重文工芸品銅鏡
徒歩10分 -
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B
バス停 三徳山参道入口
バス38分 -
S
JR 倉吉駅
【所要時間は?】3~4時間
【種類は?】国宝-建造物
【いつ見られる?】季節による
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施設データ
三徳山三佛寺
かな | みとくさんさんぶつじ |
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住所 | 鳥取県東伯郡三朝町三徳1010 |
電話 | 0858-43-2666 |
営業 | 8~17時(投入堂参拝登山受付は~15時)。無休(投入堂参拝は雨・雪の日は閉山) |
料金 | 400円(投入堂参拝は別途400円) |
交通 | JR山陰本線 倉吉駅から日ノ丸バス三徳山行きで38分、バス停三徳山参道入口下車、徒歩5分。バスは1時間に1本程度。日ノ丸バス時刻表 |
参照 | るるぶ/公式 |