小石川後楽園

こいしかわこうらくえん

東京都 文京区

東京都の国宝・文化財を巡るモデルコース。文京区、飯田橋駅からほど近いところにある都立庭園、小石川後楽園。水戸徳川家の江戸上屋敷内に造られた築山泉水回遊式の日本庭園です。二代藩主・徳川光圀が明の遺臣・朱舜水の意見を取り入れて完成させたもので、「後楽園」の名も朱舜水が『岳陽楼記』の「先憂後楽」から採ったとされます。中国趣味を色濃く反映しているのがこの庭の特色で、園内には西湖の堤を模した築堤や、円月橋といった中国由来の意匠が見られます。特別名勝と特別史跡の二重指定を受ける大名庭園の代表格です。朱が鮮やかな通天橋、水面に映って満月のように見える円月橋、光圀が建てた園内最古の建物である得仁堂など、見どころは尽きません。梅、桜、花菖蒲、紅葉と四季それぞれに楽しめます。北にある小石川植物園とは別のものですので、混同しないよう注意しましょう。飯田橋駅から徒歩8分、後楽園駅からも近く、都心のなかでは訪ねやすい庭です。園内は起伏があり、ひとまわりに1時間ほど。入園料も手ごろで、気軽に立ち寄ることができます。

国宝・文化財を巡るモデルコース

飯田橋駅からほど近いところに小石川後楽園[特別名勝]があります。西門から入り、園内は自由に散策できます。まず大泉水へ。琵琶湖に見立てた池で、中央の蓬莱島を眺めながら池畔を進みます。西湖の堤を模した築堤を渡り、光圀が建てた得仁堂を見ていきましょう。園内で最も古い建物です。奥へ進むと渓流沿いの景色が続き、朱塗りの通天橋が紅葉に映えます。円月橋は水面に映る姿が満月に見えることからその名がついた石橋で、朱舜水の指導によるものと伝わります。さらに奥には稲田や花菖蒲田があり、大名庭園に田園の景を取り入れた珍しい趣向です。園内をひとまわりして1時間ほど。背後に東京ドームやビル群が見える対比も、都心の庭ならではの眺めといえます。園内には売店や休憩所もあります。紅葉と桜の時期は混み合いますので、朝の早い時間を選ぶとゆっくり歩けます。東京ドームシティに隣接していますので、あわせて回るのも手です。

    【所要時間は?】0~1時間
    【種類は?】特別名勝
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    JR 飯田橋駅

  2. 1

    小石川後楽園

    水戸徳川家の江戸上屋敷にあった大名庭園で、特別名勝であり史跡でもあります。中心となる池、大泉水には琵琶湖を表現した風景が広がります。西湖の堤や円月橋など中国趣味の意匠が随所にあり、朱舜水の助言によるものと伝わります。

    • その他
      特別名勝
      小石川後楽園
  3. S

    JR 飯田橋駅

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