浜離宮・築地

はまりきゅう・つきじ

東京都 中央区

浜離宮・築地

東京都の国宝・文化財を巡るモデルコース。中央区、隅田川の河口に面した都立庭園、浜離宮恩賜庭園。もとは甲府藩下屋敷の庭園として造られ、その後徳川将軍家の別邸「浜御殿」となり、明治には宮内省管理の離宮を経て、戦後に都立庭園として公開されるようになりました。東京湾の海水を直接引き入れた潮入の池をもつ回遊式築山泉水庭で、潮の満ち引きによって池の景色が変化するのが最大の特色です。海水の池が現存する例はきわめて少なく、特別名勝と特別史跡の二重指定を受けています。園内には三百年の松や、水面に張り出した中島の御茶屋、復元された松の御茶屋や燕の御茶屋などがあり、伝統的な池泉風景と背後にそびえる汐留の高層ビル群との対比も、この庭ならではの眺め。近くには本堂が重要文化財となっている築地本願寺もありますので、あわせて訪ねるとよいでしょう。大手門口は新橋・汐留から、中の御門口は築地方面からのアクセスとなります。都心にありながら鷹狩のための鴨場の遺構まで残る、貴重な庭です。園内には抹茶をいただける茶屋もあり、休憩にも向いています。

国宝・文化財を巡るモデルコース

まず築地本願寺[重文]に立ち寄ります。伊東忠太の設計による古代インド様式の本堂で、石造の外観に動物の彫刻が潜んでいるのが楽しいところ。内部はパイプオルガンを備えた和洋折衷の空間となっています。その後は歩いて浜離宮恩賜庭園[特別名勝]へ。大手門から入り、三百年の松を見てから園内をめぐります。潮入の池では、海水を取り込む水門の仕組みを確かめてみましょう。池に架かるお伝い橋を渡って中島の御茶屋へ。抹茶をいただきながら池を眺めることができます。復元された松の御茶屋、燕の御茶屋もあわせて見ていきましょう。将軍が鷹狩に使った鴨場の遺構も残っています。園内は広く、ひとまわりに1時間ほど。水上バスの発着所もあり、浅草方面へ船で移動することもできます。築地本願寺から浜離宮までは歩いて15分ほど。築地場外市場を抜けていけば食べ歩きも楽しめます。庭園は入園時間が決まっていますので、確かめてから向かいましょう。

    【所要時間は?】1~2時間
    【種類は?】特別名勝
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    地下鉄 築地駅

  2. 1

    築地本願寺

    築地本願寺

    重要文化財の本堂は、伊東忠太の設計による古代インド様式をモチーフとした斬新な建物です。石造の外観のあちこちに動物の彫刻が潜んでいるのが楽しいところ。内部はパイプオルガンを備えた和洋折衷の空間となっています。

    • 重文
      建造物
      築地本願寺本堂
  3. 2

    浜離宮恩賜庭園

    浜離宮恩賜庭園

    特別名勝であり史跡でもある大名庭園です。潮入の池は海水を取り込む仕組みで、池にはボラやセイゴ、ハゼ、ウナギなどの海水魚が棲んでいます。お伝い橋を渡った中島の御茶屋では、抹茶をいただきながら池を眺められます。

    • その他
      特別名勝
      旧浜離宮庭園
  4. S

    地下鉄 築地市場駅

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