富岡製糸場

とみおかせいしじょう

群馬県 富岡市

富岡製糸場

群馬県の国宝・文化財を巡るモデルコース。富岡にある日本初の本格的な機械製糸工場、富岡製糸場。1872年(明治5年)から1987年(昭和62年)まで操業していました。養蚕が盛んだったこの地で、フランス人の技術者、ポール・ブリューナ が設計したレンガ造りの建物として建てられ、現在まで非常によい保存状態で残っています。2014年に世界遺産に登録されました。国宝、国の重要文化財、あるいは国の史跡として登録された時期も、世界遺産化を目指した時期と重なっています。※西置繭所は修復工事をしていましたが、2020年秋に多目的ホールとして利用できる見込みです。

国宝・文化財を巡るモデルコース

入り口を入ると正面が繭を貯蔵していた東置繭所[国宝]となっています。さらに奥の西置繭所[国宝]は工事中です。鉄水溜[重文]が期間限定公開もあるようですので、見られるようなら寄りましょう。その後は入り口のほうに戻り、外観見学のみですが検査人館[重文]、女工館[重文]を見ていきましょう。その後は繰糸所[国宝]へ。内部見学も可能で、実際の製糸機も見られます。さらに進むと首長館[重文]があります。そのほか蒸気釜所、下水竇及び外竇が重要文化財となっていますが、見学不可となっています。所要時間は1時間ほどです。

    【所要時間は?】1~2時間
    【種類は?】国宝-建造物
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    上信電鉄 上州富岡駅

  2. 1

    富岡製糸場 東置繭所

    富岡製糸場 東置繭所

    横に長い繭倉庫です。1階は事務所・作業場、2階は乾燥させた繭の貯蔵に使われていました。

    • 国宝
      建造物
      旧富岡製糸場東置繭所
  3. 2

    富岡製糸場 西置繭所

    富岡製糸場 西置繭所

    東置繭所と同様、繭を貯蔵していたほか、蒸気機関を動かすための石炭置き場としても使われました。

    • 国宝
      建造物
      旧富岡製糸場西置繭所
  4. 3

    富岡製糸場 鉄水溜

    富岡製糸場 鉄水溜

    製糸に必要な水を溜めておくための巨大な水槽です。鉄製なのが珍しいところ。

    • 重文
      建造物
      旧富岡製糸場鉄水溜
  5. 4

    富岡製糸場 検査人館

    富岡製糸場 検査人館

    生糸の検査などを担当したフランス人技術者の住居です。

    • 重文
      建造物
      旧富岡製糸場検査人館
  6. 5

    富岡製糸場 女工館

    富岡製糸場 女工館

    工女に器械製糸の技術を教えたフランス人教師の住居です。

    • 重文
      建造物
      旧富岡製糸場女工館
  7. 6

    富岡製糸場 繰糸所

    富岡製糸場 繰糸所

    製糸場のメイン施設で、繭から糸を取る作業が行われていました。建物の中央に柱がない構造が特徴的で、広々とした空間となっています。

    • 国宝
      建造物
      旧富岡製糸場繰糸所
  8. 7

    富岡製糸場 首長館

    富岡製糸場 首長館

    指導者として雇われたフランス人、ポール・ブリュナの住居で、ブリュナ館とも呼ばれています。

    • 重文
      建造物
      旧富岡製糸場首長館
  9. S

    上信電鉄 上州富岡駅

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