太山寺

たいさんじ

愛媛県 松山市

太山寺

愛媛県の国宝・文化財を巡るモデルコース。松山市にある真言宗智山派の寺院、太山寺。四国八十八箇所霊場の第52番札所です。586年(用明天皇2年)の創建と伝わり、豊後の長者が海難を免れた礼に、一夜にして御堂を建てたという伝説が残ります。国宝は本堂。1305年(嘉元3年)の建立で、和様に禅宗様と大仏様を交えた折衷様の建築です。桁行七間、梁間九間という奥行きの深い平面をもち、真言密教の本堂としては最大規模。堂内は外陣、内陣、後陣と三重に分かれ、密教寺院の空間構成をそのまま体感できます。本堂内陣には本尊の十一面観音立像を中心に、重要文化財の仏像が並びますが、いずれも秘仏で50年に一度の開帳です。鐘楼の壁面に描かれた地獄・極楽絵図も迫力があります。仁王門から本堂までは距離があり、参道を歩く時間も楽しめます。仁王門から本堂までは坂道と石段が続きますので、歩きやすい靴で訪ねましょう。真言密教の本堂として最大規模という建物を、実際の大きさで体感できるのがこのコースの魅力。境内は広く、訪ねる人もそれほど多くありません。

国宝・文化財を巡るモデルコース

仁王門[重文]から境内へ入ります。鎌倉期の八脚門で、まずはこちらをじっくり眺めましょう。ここから本堂まではかなりの距離があり、坂道と石段が続きます。一畑薬師堂などを経由し、境内を奥まで進むと本堂[国宝]が現れます。桁行七間、梁間九間という大きさですので、まずは正面から全体を捉え、次に側面へ回って奥行きの深さを確かめてみてください。内部は三重に分かれた空間となっていますので、奥へ進むにつれて変わる気配を味わってみてください。十一面観音立像[重文]をはじめとする仏像は秘仏です。鐘楼の壁面の絵図も忘れずに。堂の背後の山は深く、境内全体が森に包まれています。松山市駅からバスで30分ほど。所要は1時間半ほどです。参道の途中には集落もあり、歩く道のりそのものが味わい深いところです。本堂の前庭は広く、堂の全体を捉えられる位置もあります。秋には周囲の木々が色づきます。境内には塔頭も点在していますので、あわせて見ていきましょう。

    【所要時間は?】1~2時間
    【種類は?】国宝-建造物
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    伊予鉄道 三津駅

  2. B

    バス停 太山寺

  3. 1

    太山寺 仁王門

    太山寺 仁王門

    重要文化財の仁王門です。入母屋造本瓦葺き八脚門、鎌倉時代の作。ここから本堂まではかなりの距離があり、坂道と石段が続きます。まずは門をじっくり眺めてから、参道を進んでいきましょう。

    • 重文
      建造物
      太山寺二王門
  4. 2

    太山寺 本堂

    太山寺 本堂

    国宝の本堂で、鎌倉時代の1305年(嘉元3年)の建立。桁行七間、梁間九間という大きさです。内陣には横長の宮殿を置き、十一面観音立像(秘仏)を安置しています。内部は三重に分かれた空間となっています。

    • 国宝
      建造物
      太山寺本堂
    • 重文
      彫刻
      木造十一面観音立像
    • 重文
      彫刻
      木造十一面観音立像(本堂安置)
  5. B

    バス停 太山寺

  6. S

    伊予鉄道 三津駅

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