姫路城
ひめじじょう
兵庫県 姫路市
兵庫県の国宝・文化財を巡るモデルコース。姫路市にある平山城、姫路城。江戸時代初期の天守や櫓、門が良好に残り、世界遺産にも登録されています。南北朝時代に赤松貞範が築いた城を起こりとし、黒田氏、羽柴秀吉、池田輝政と主を変えながら拡張され、現在の規模となりました。国宝は大天守と3棟の小天守、それらをつなぐ4棟の渡櫓。連立式天守と呼ばれる構成で、四つの天守を渡櫓で口の字に結ぶという、日本の城郭建築の到達点です。加えて74棟の櫓・門・塀が重要文化財。これほどの規模で城郭建築がまとまって残る例は他になく、菱の門から天守へ至る屈曲した通路をたどるだけで、防御の思想が身体で理解できます。平成の大修理を経て、白漆喰の輝くような美しさを取り戻しました。「白鷺城」の名にふさわしい姿です。訪ねたことのある人も、あらためて再訪したいところです。姫路駅から徒歩20分ほど。城内は広く、天守まで含めると2時間半から3時間はかかります。混雑期には天守の入場に整理券が必要になることもありますので、早い時間の訪問がおすすめです。
国宝・文化財を巡るモデルコース
大手門にあたる桜門から城内へ。三の丸広場を北へ進み、券売所の先の菱の門[重文]をくぐると二の丸です。三国堀を右に見て直進すると、いの門[重文]、ろの門[重文]、はの門[重文]と続きます。門をくぐるたびに方向が変わる構成を意識しながら進みましょう。はの門の先が乾曲輪。左手にロの櫓[重文]、右手は屈曲しながらにの門[重文]へ。ほの門から右手に水の一門[重文]、水の二門[重文]と続く水曲輪、左手にイ・ロの渡櫓[重文]の連なる腰曲輪があります。そして中央に大天守[国宝]、西小天守[国宝]、乾小天守[国宝]、東小天守[国宝]と、それらをつなぐイ・ロ・ハ・ニの渡櫓[国宝]。天守から南へ進むと帯曲輪、上山里曲輪。時間があれば西の丸の化粧櫓[重文]、百間廊下[重文]も歩きましょう。所要は3時間ほど。天守の階段はかなり急ですので、足元に気をつけましょう。城内には靴を脱いで上がる区間があり、袋が配られます。堀の外から天守の全景を眺める位置にも立ってみてください。
-
S
山陽新幹線 姫路駅
バス3分 -
B
バス停 姫路城大手門前
徒歩8分 -
1
姫路城 二の丸
菱の門から広がる二の丸を、順路にしたがって、いの門~はの門と進みます。いずれも重要文化財の門で、くぐるたびに方向が変わる構成になっています。攻め手を惑わす縄張りの工夫を、実際に歩きながら確かめましょう。
-
重文建造物姫路城菱の門
-
重文建造物姫路城いの門
-
重文建造物姫路城ろの門
-
重文建造物姫路城はの門
-
重文建造物姫路城はの門東方土塀
徒歩1分 -
-
2
姫路城 乾曲輪
天守から見て乾(北西)の方角にある曲輪です。はの門の先にあたり、左手に重要文化財のロの櫓が立ちます。右手は屈曲しながらにの門へ続きます。天守を仰ぎ見る位置で、石垣の高さも実感できます。
-
重文建造物姫路城ロの渡櫓
-
重文建造物姫路城にの門
-
重文建造物姫路城にの門東方上土塀
-
重文建造物姫路城にの門東方下土塀
-
重文建造物姫路城ロの櫓東方土塀
徒歩1分 -
-
3
姫路城 水曲輪
ほの門から大天守へ抜ける近道になります。重要文化財の水の一門、水の二門が続く曲輪で、狭く低い門をくぐりながら進みます。屈曲を重ねる構成が、この城の防御の考え方をよく表しています。
-
重文建造物姫路城水の一門
-
重文建造物姫路城水の二門
-
重文建造物姫路城水の一門北方築地塀
-
重文建造物姫路城水の一門西方土塀
-
重文建造物姫路城水の五門南方土塀
徒歩1分 -
-
4
姫路城 腰曲輪
天守の北に連なる曲輪です。重要文化財のイの渡櫓、ロの渡櫓が長く連なっています。天守の背面を守る位置にあたり、石垣と櫓の連なりが見どころ。天守へ向かう順路の途中で見ていきましょう。
-
重文建造物姫路城イの渡櫓
-
重文建造物姫路城ハの渡櫓
-
重文建造物姫路城ニの渡櫓
-
重文建造物姫路城ホの櫓
-
重文建造物姫路城ヘの渡櫓
徒歩2分 -
-
5
姫路城 天守
大天守、西小天守、乾小天守、東小天守と、それらをつなぐ渡櫓がすべて国宝です。白漆喰の総塗籠に、多彩な破風を組み合わせた外観は圧巻。平成の改修を終えた天守を堪能しましょう。内部の階段はかなり急ですので注意を。
-
国宝建造物姫路城大天守
-
国宝建造物姫路城西小天守
-
国宝建造物姫路城乾小天守
-
国宝建造物姫路城東小天守
-
国宝建造物姫路城イ、ロ、ハ、ニの渡櫓(イの渡櫓)
徒歩1分 -
-
6
姫路城 帯曲輪
「腹切丸」とも呼ばれる曲輪があります。重要文化財の櫓や塀が残り、薄暗い一角に独特の雰囲気が漂います。実際に切腹が行われた場所ではありませんが、その名で親しまれてきました。天守から南へ進んだところです。
-
重文建造物姫路城折廻り櫓
-
重文建造物姫路城井郭櫓
-
重文建造物姫路城帯の櫓
-
重文建造物姫路城帯郭櫓
-
重文建造物姫路城太鼓櫓
徒歩1分 -
-
7
姫路城 上山里曲輪
帯曲輪の西にあり、「お菊井戸」が名物になっています。播州皿屋敷の伝説にちなむ井戸です。周囲には重要文化財の櫓や塀が残ります。天守を見上げる位置でもあり、石垣の壮大さが実感できます。
-
重文建造物姫路城チの櫓
-
重文建造物姫路城リの一渡櫓
-
重文建造物姫路城リの二渡櫓
-
重文建造物姫路城ぬの門
徒歩3分 -
-
8
姫路城 西の丸
渡櫓、櫓が長く連なっているところは百間廊下と呼ばれています。重要文化財で、内部を歩くことができます。千姫が暮らしたと伝わる化粧櫓もこの一角。長い廊下の窓から、天守を望む眺めが楽しめます。
-
重文建造物姫路城化粧櫓
-
重文建造物姫路城カの渡櫓
-
重文建造物姫路城ヌの櫓
-
重文建造物姫路城ヨの渡櫓
-
重文建造物姫路城ルの櫓
徒歩13分 -
-
B
バス停 姫路城大手門前
バス6分 -
S
山陽新幹線 姫路駅
姫路城周辺のおすすめ旅館・ホテル
施設データ
姫路城
| かな | ひめじじょう |
|---|---|
| 住所 | 兵庫県姫路市本町68 |
| 電話 | 079-285-1146 |
| 営業 | 9~17時(冬季は~16時)。年末休館 |
| 料金 | 2,500円 |
| 交通 | 山陽新幹線 姫路駅から神姫バスまたはループバスで3分、バス停姫路城大手門前下車、徒歩5分。バスは5分に1本程度。神姫バス時刻表 |
| 参照 | るるぶ/公式 |










