専修寺

せんじゅじ

三重県 津市

専修寺

三重県の国宝・文化財を巡るモデルコース。津市にある真宗高田派の総本山、専修寺。東京ドーム2個分という広大な境内に、国宝と重要文化財の伽藍が立ち並びます。栃木県真岡市に親鸞ゆかりの「本寺専修寺」があるため、区別するときには「高田本山専修寺」と呼ばれます。御影堂と如来堂が2017年に国宝へ指定され、三重県内で初めての国宝建造物となりました。御影堂は親鸞の像を安置する堂で、間口42mを超える巨大な建築。全国の木造建築のなかでも屈指の規模を誇り、堂内に入るとその広さに圧倒されます。如来堂は本尊の阿弥陀如来を安置する堂で、こちらは装飾性が高く、彫刻の細やかさが見どころ。性格の異なる2棟の大堂が通天橋で結ばれた構成は、真宗寺院ならではのものです。蓮の名所としても知られ、時期を選べば庭園も楽しめます。周辺には寺内町として栄えた名残が残ります。JR一身田駅から徒歩5分ほど。境内は広く、ひととおり歩くだけでも1時間はかかります。拝観できる範囲が広く、気軽に訪ねられるのもうれしいところ。宝物館は公開期間が限られます。

国宝・文化財を巡るモデルコース

山門[重文]を抜けると、正面が御影堂[国宝]です。まずはその大きさを外から確かめ、堂内へ。畳の敷き詰められた広大な内陣は圧巻ですので、時間をとって座ってみましょう。御影堂と通天橋[重文]で結ばれ、その西にあるのが如来堂[国宝]。こちらは彫刻や装飾が豊かですので、内外の細部を見比べてみてください。さらに西には御廟があり、唐門[重文]、拝堂[重文]を見ていきます。山門と並び如来堂に正対する唐門[重文]を見た後は、東へ向かって進納所[重文]、鐘楼[重文]へ。北へ進むと大玄関[重文]、対面所[重文]、賜春館[重文]がありますが、通常は内部を拝観できません。境内北東の宝物館では三帖和讃[国宝]、専修寺文書[重文]などが展示されています。東端の太鼓門[重文]まで回れば、ひととおり見て歩いたことになります。所要は1時間半ほど。御影堂と如来堂はいずれも堂内に上がれますので、靴を脱いでゆっくり過ごしましょう。夏には境内の蓮が見頃を迎え、大屋根と花の取り合わせが美しいものです。

    【所要時間は?】0~1時間
    【種類は?】国宝-建造物/国宝-その他
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    JR 一身田駅

  2. 1

    専修寺 山門

    専修寺 山門

    専修寺の総門になります。重要文化財の五間三戸の楼門で、堂々とした構えを見せています。ここをくぐると正面に国宝の御影堂が現れ、その大きさに驚かされます。境内へ入る導入の演出としてもよくできています。

    • 重文
      建造物
      専修寺山門
  3. 2

    専修寺 御影堂

    専修寺 御影堂

    開山親鸞聖人の木像を中央とし、歴代上人の御影を安置しています。全国の木造建築でも有数の大きさを誇る国宝の堂で、内部は黄金色の世界です。畳の敷き詰められた広大な内陣は圧巻ですので、時間をとって座ってみましょう。

    • 国宝
      建造物
      専修寺御影堂
  4. 3

    専修寺 如来堂・通天橋

    専修寺 如来堂・通天橋

    国宝の如来堂では「証拠の如来」と呼ばれる阿弥陀如来立像を本尊としています。彫刻や装飾が豊かで、御影堂との違いを見比べてみましょう。重要文化財の通天橋は御影堂と如来堂を結ぶ廊下で、橋のように高床となっています。夜のライトアップも美しいです。

    • 国宝
      建造物
      専修寺如来堂
    • 重文
      建造物
      専修寺通天橋
    • 重文
      彫刻
      木造阿弥陀如来立像
  5. 4

    専修寺 御廟

    親鸞聖人をはじめとする代々の住職のお墓があります。重要文化財の唐門と拝堂が並び、静かな一角をなしています。境内の西の奥まったところにあり、参拝の人も多くありません。落ち着いた空気が流れています。

    • 重文
      建造物
      専修寺御廟拝堂
    • 重文
      建造物
      専修寺御廟唐門及び透塀
  6. 5

    専修寺 唐門

    専修寺 唐門

    如来堂正面にある重要文化財の四脚門です。檜皮葺の屋根に華やかな彫刻を施した優美な門で、勅使を迎える際に使われました。通常は閉ざされていますが、外からその意匠を眺めることができます。

    • 重文
      建造物
      専修寺唐門
  7. 6

    専修寺 進納所・鐘楼

    専修寺 進納所・鐘楼

    重要文化財の進納所と鐘楼です。鐘楼には1652年(慶安5年)鋳造の梵鐘が掛かっています。進納所は寄進を受け付けるための建物で、境内の東側に立ちます。堂宇の並びを東へたどる順路の途中にあります。

    • 重文
      建造物
      専修寺鐘楼
    • 重文
      建造物
      専修寺茶所
  8. 7

    専修寺 大玄関・対面所・賜春館

    専修寺 大玄関・対面所・賜春館 専修寺 大玄関・対面所・賜春館

    法主が座を設けて、ここから門信徒に対面した対面所、また貴賓接待に使われた書院の賜春館があります。大玄関とあわせていずれも重要文化財です。通常は非公開ですので、外観を眺めるにとどめましょう。

    • 重文
      建造物
      専修寺大玄関
    • 重文
      建造物
      専修寺対面所
    • 重文
      建造物
      専修寺賜春館
  9. 8

    専修寺 宝物館

    親鸞聖人の史料等を収蔵します。国宝の三帖和讃が展示の中心となります。同じく国宝の西方指南抄は通常非公開です。専修寺文書などの重要文化財もあわせて収蔵しています。境内の北東に立っています。

    • 国宝
      書跡・典籍
      西方指南抄親鸞筆
    • 国宝
      書跡・典籍
      三帖和讃親鸞筆
    • 重文
      絵画
      紙本著色善信上人絵詞伝詞書覚如筆
    • 重文
      絵画
      絹本著色阿弥陀三尊像
    • 重文
      絵画
      絹本著色阿弥陀三尊像
  10. 9

    専修寺 太鼓門

    専修寺 太鼓門

    太鼓が吊り下げられている重要文化財の門です。時を知らせるために打たれたもので、境内の東端に立っています。二階建ての櫓門で、白壁と黒い柱の対比が引き締まった印象を与えます。ここまで回れば境内をひととおり見たことになります。

    • 重文
      建造物
      専修寺太鼓門
  11. S

    JR 一身田駅

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