平田寺

へいでんじ

静岡県 牧之原市

平田寺

静岡県の国宝・文化財を巡るモデルコース。牧之原市、相良港のそばにある臨済宗の寺院、平田寺。鎌倉時代の1283年(弘安6年)の創建と伝わる古寺です。ここに伝わる国宝が聖武天皇勅書。奈良時代の749年(天平勝宝元年)、聖武天皇が「天下太平万民和楽」を祈願し、東大寺をはじめとする十二の大寺に墾田の所有を認めた際に出された勅書です。奈良時代の文書がそのまま残っている例はきわめて少なく、しかもこれは天皇の名において発せられた公文書。日本の土地制度史を語るうえで欠かせない第一級の資料であり、書としても格調の高いものです。ただし国宝は非公開で、見ることはできません。江戸時代に田沼意次が再建した本堂は県指定文化財となっています。近くの牧之原市史料館には勅書のレプリカが展示されていますので、その姿を確かめるならこちらへ。相良は田沼意次の城下町で、史跡も点在しています。相良は江戸中期に田沼意次が城を構えた町。海沿いの静かな土地で、牧之原台地の茶畑の風景も広がります。あわせて訪ねたい一帯です。

国宝・文化財を巡るモデルコース

聖武天皇勅書[国宝]を所有していますが、公開されていません。境内に立ち、この寺に奈良時代の勅書が伝えられてきたという事実を思い描くほかありませんが、それでも訪ねる意味はあるでしょう。将来公開される機会があれば、ぜひ足を運びたいところです。境内では田沼意次が再建したという本堂に参拝しましょう。県指定文化財となっています。その後は近くの牧之原市史料館へ。聖武天皇勅書のレプリカが展示されており、文書の大きさや書体を確かめることができます。相良城の跡地に建つ館で、田沼意次に関する資料も充実しています。周辺には相良城の遺構や田沼意次ゆかりの史跡が点在していますので、あわせて歩いてみましょう。金谷駅または静岡駅からバスでのアクセスとなります。相良の海岸まで足をのばせば、駿河湾越しに伊豆半島を望むこともできます。所要は史料館とあわせて2時間ほど。公共交通の便は限られますので、往復の時刻を確かめてから出かけましょう。

    【所要時間は?】2~3時間
    【種類は?】国宝-その他
    【いつ見られる?】公開を待ちましょう
  1. S

    新幹線 静岡駅

  2. B

    バス停 相良営業所

  3. 1

    平田寺

    平田寺

    国宝の聖武天皇勅書を所有していますが、公開されていません。奈良時代の勅書が今日まで一寺に伝えられてきたという事実は驚くべきことです。田沼意次が再建したという本堂に参拝しましょう。オペラ歌手三浦環のお墓と歌碑もあります。

    • 国宝
      古文書
      聖武天皇勅書(天平感宝元年閏五月廿日)
  4. B

    バス停 相良営業所

  5. S

    新幹線 静岡駅

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