鑁阿寺・足利学校
ばんなじ・あしかががっこう
栃木県 足利市
栃木県の国宝・文化財を巡るモデルコース。足利市の中心部にある真言宗大日派の本山、鑁阿寺。のちに室町幕府を開く足利氏の本拠地であり、もとは足利氏の居館だったところです。鎌倉時代の1196年(建久7年)、足利義兼が大日如来を祀る持仏堂を建てたのが始まりで、その子・義氏が堂塔伽藍を整え、足利一門の氏寺となりました。四方に土塁と堀をめぐらせた方形の境内は、そのまま中世武士の館の姿を伝えており、日本100名城にも選ばれています。本堂は鎌倉時代後期の1299年(正安元年)の再建で、禅宗様をいち早く取り入れた建築として国宝に指定されています。堂々とした屋根と、和様に禅宗様を交えた細部の対比が見どころです。境内には樹齢六百年を超える大銀杏があり、秋には黄金色に染まります。隣接する足利学校は、日本最古の学校とも称される中世の学問所。その遺蹟図書館には宋刊本文選などの国宝の典籍が伝わりますが、こちらは一般公開されていません。駅から徒歩圏に収まる歩きやすいコースです。
国宝・文化財を巡るモデルコース
まずは足利学校へ。敷地内の遺蹟図書館には宋刊本文選[国宝]、宋版礼記正義[国宝]、宋版尚書正義[国宝]、周易注疏[国宝]といった貴重な典籍が収蔵されていますが、通常は閲覧できません。復元された方丈や庭園を見学し、中世の学問所の姿を体感しましょう。孔子廟にも参拝を。続いて北へ歩いて鑁阿寺へ。堀に架かる太鼓橋を渡り、楼門をくぐります。まっすぐ進んだ正面、どっしりとした存在感を放つのが本堂[国宝]です。内部に入って参拝でき、鎌倉期の大きな架構を間近に見上げることができます。右手には江戸期の鐘を掛けた鐘楼[重文]、左手には経典を納める一切経堂[重文]があります。多宝塔や御霊屋も県指定の文化財ですので、あわせて見ていきましょう。土塁と堀をたどって境内をひとまわりすれば、武士の館だった頃の姿が実感できます。足利学校と鑁阿寺は隣り合っており、あわせて2時間ほどで回れます。
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S
JR 足利駅
徒歩8分 -
1
足利学校 遺蹟図書館
足利学校に伝わる文化財や古典籍、足利ゆかりの郷土資料を収める私立の専門図書館です。宋刊本文選、宋版礼記正義、宋版尚書正義、周易注疏という四件の国宝を収蔵していますが、いずれも通常は公開されていません。
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国宝書跡・典籍宋刊本文選(金沢文庫本)
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国宝書跡・典籍宋版礼記正義
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国宝書跡・典籍宋版尚書正義
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国宝書跡・典籍宋版周易注疏
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重文書跡・典籍足利学校旧鈔本
徒歩5分 -
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2
鑁阿寺 本堂
鎌倉時代後期の1299年(正安元年)に再建された国宝の本堂です。密教寺院に禅宗様を取り入れた初期の例として、きわめて貴重なものとされます。内部に入って参拝でき、大きな架構を間近に見上げられます。
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国宝建造物鑁阿寺本堂
徒歩1分 -
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3
鑁阿寺 鐘楼
重要文化財の鐘楼です。本堂と同じ鎌倉時代に建てられ、その後再建を経ていますが、袴腰をつけた禅宗様建築の特色をよく残しています。境内の右手、大銀杏の近くに立っています。鐘は今も撞かれることがあります。
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重文建造物鑁阿寺鐘楼
徒歩1分 -
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4
鑁阿寺 一切経堂
重要文化財の一切経堂です。内部には八角形の輪蔵が据えられ、一切経二千巻あまりを収蔵しています。回転させることで経典を読んだのと同じ功徳が得られるとされます。内部の公開は特別な行事のときに限られます。
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重文建造物鑁阿寺経堂
徒歩11分 -
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JR 足利駅
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施設データ
足利学校
| かな | あしかががっこう |
|---|---|
| 住所 | 栃木県足利市昌平町2338 |
| 電話 | 0284-41-2655 |
| 営業 | 9時~16時30分(冬季は~16時)。第3月曜定休(祝日の場合は翌日)、年末年始休館 |
| 料金 | 480円 |
| 交通 | JR両毛線 足利駅から徒歩8分 |
| 参照 | るるぶ/公式 |
鑁阿寺
| かな | ばんなじ |
|---|---|
| 住所 | 栃木県足利市家富町2220 |
| 電話 | 0284-41-2627 |
| 営業 | 見学自由(国宝拝観は要予約) |
| 料金 | 無料 |
| 交通 | JR両毛線 足利駅から徒歩10分 |
| 参照 | るるぶ/公式 |
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